私は、日本にいるときに、NHKで「マイケルサンデルの白熱教室」を見ていました。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、学生に、色々な質問をしていく内容です。
議題は、誰にでも一見、答えられるような問題ばかりです。例えば「複数の命を助けるために1人の命を犠牲にできるか?」
という質問がでます。そうすると、ハーバード大学の学生達は、色々な視点から議論を繰り返していきます。サンデル先生も、1つの正しい答えを学生達に求めているわけではないと思います。
色々な議論を重ねているうちに、今までになかった発想が生まれることもあります。
私は、日本で教育を受けてきましたが、どちらかというと、マイケルサンデル先生の授業スタイルとは正反対で、受験対策のために、決められた答えを出すためのテクニックを学ぶような感じでした。
実際に、ボストンに留学してみると、語学学校の授業でも、自分の意見を求められるケースが多いです。ここでの生活を通じ、仮に相手と異なる意見があっても、きちんと自分の意見を言える様になりたいと思いました。